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4月に開学した長野県立大でソーシャル・イノベーション創出センター長を務める。「ソーシャル・イノベーション」とは、起業や企業活動を通じ、社会の課題に立ち向かう取り組みのこと。長野をはじめとした地域社会は今、少子高齢化や人口減少など数多くの問題を抱える。センターは起業家、企業からの専門的な相談に応じ、課題解決を助ける。「世界を基準に、良い企業をたくさん育てる。それが僕に与えられたミッション」と語る。
東京都内で生まれ育ち、学生時代は野球に熱中した。大学卒業後、食品会社を経て府中市役所の職員に。30歳を過ぎた頃、「なぜ行政組織は必要なのか」と疑問を抱き、働きながら大学院に通い始めた。「仕事を終えて研究して、寝たらまた仕事して。それまできちんと勉強した経験がなく、苦しかった」。行政組織やNPO、企業の研究を続け、40代前半に市役所を辞めて「プロの研究者」に転向した。
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