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/40 ウイルステージ 独自システムで「水の浄化」 /滋賀

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開発した水質浄化システムを応用して、養殖事業への進出を目指す大谷洋士さん。水槽内ではトラフグが飼育している=大津市内で、土居和弘撮影
開発した水質浄化システムを応用して、養殖事業への進出を目指す大谷洋士さん。水槽内ではトラフグが飼育している=大津市内で、土居和弘撮影

 「多様な生き物がすむ美しい水辺をつくりたい」。まちづくりの企画・設計を手がけるウイルステージ(草津市)の社長、大谷洋士さん(51)の思いが結実した水質浄化システムが、成果を上げている。世界遺産・平等院(京都府宇治市)の阿字池(あじいけ)や円覚寺(神奈川県鎌倉市)の妙香池(みょうこうち)などの水質を改善。今月から、皇居外苑の壕(ほり)(東京都千代田区)の浄化に挑む。大谷さんは、水を清く保つことができる、このシステムを応用し、養殖事業への進出も目指している。【土居和弘】

 平等院の阿字池は、極楽浄土を再現したとされる庭園(国の史跡・名勝)に広がる。水面には、鳳凰堂の壮麗な建物が映し出され、訪日外国人を含む多くの観光客の目を楽しませる。現在は、池を泳ぐ魚や水底の敷石も見えるようになった。「水質も透明度も保っている」。大谷さんは胸を張る。

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