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麺食い・列島味便り

朝ラーメン 静岡・藤枝 茶業者のニーズ根付く

マルナカの冷やしラーメン(手前)と中華そば=静岡県藤枝市のマルナカで、島田信幸撮影

 朝食にラーメンはややミスマッチと思う人もいるかもしれない。だが、静岡県中部の茶どころ・藤枝市ではそうではない。4月からの新茶シーズンは、農家や問屋が未明や早朝から仕事をする。このため茶業者が腹ごしらえに朝からラーメンを食べる「朝ラー」文化が根付いたのだ。

 その発祥店とされるのが市の中心部にある1919年創業の「マルナカ」だ。午前8時半の開店と同時に店の駐車場が次々と埋まり、午前9時には10人以上の客がラーメンをすすっている。3代目店主の小栗孝昌さん(58)が言う。「今は茶業者に限らず老若男女さまざまなお客さんに来ていただいています」

 初代の喜一さんが屋台から始め、店を構えたのは戦前の36年のことだ。70年代から茶業者のために朝に開店するようになった。もたれないようカツオなどから、だしを取った「あっさりしょうゆ味」は当時から変わらない。

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