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「岐阜城の建つ金華山は岐阜市の床の間です」と、市民の男性から聞きました。4月に岐阜支局へ異動してきた私にとって、金華山から南西約3キロにある岐阜駅がまさに玄関ですので、納得がいきます。以後、街の間取りといいましょうか、表情について考えています。
市民が「水道山」と呼ぶ低山(正式名・上加納山)に親しみを感じています。金華山の南に権現山があり、その南に連なるのが水道山です。昼間に支局の近くから東を望めば、この連山が緑の借景のように見えるし、大垣市付近から戻る際も我が拠点の目印となります。水道山の頂上近くには岐阜放送のテレビ塔があり、夜にライトアップされると、帰路を照らしてくれているようです。
私は週末に水道山に登り、眼下に広がる濃尾平野の絶景を楽しんでいます。その時、自転車やジョギングでドライブウエーを上がっている人もいれば、登山道を歩いてくるお年寄りもいます。観光客でにぎわう金華山に比べ、静かでのんびりとしています。
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