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毛髪再生

「種」移植の技術 実用化へ、動物実験開始

 脱毛症治療の再生医療に向け、理化学研究所と再生医療ベンチャーのオーガンテクノロジーズ(東京都港区)は4日、髪の毛を作る「毛包」という器官を人工的に大量に作る技術を確立し、来月から安全性を確かめる動物実験を始めると発表した。患者の幹細胞を培養して作った毛包の「種」を頭部に移植し、毛髪を再生させる。来年にも臨床研究を開始し、2020年の実用化を目指す。

 治療の対象はホルモンが影響する男性型脱毛症。全国に1800万人以上の患者がいるとされる。理研生命機能科学研究センターの辻孝チームリーダーによると、患者の毛包から発毛を促す「毛乳頭細胞」と、髪の毛を作る「上皮性幹細胞」、髪に色をつける「色素性幹細胞」を取り出して培養。3種類の細胞をくっつけて毛包の「種」を作る。種はピンセットで毛髪のない皮膚に移植する。

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