日立製作所

原発新設 電力価格で隔たり 英77ポンド、日立80ポンド以上 合意不透明

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 日立製作所が英中部アングルシー島で計画する原子力発電所の新設事業で、英政府が稼働後に保証する電力買い取り価格について、1メガワット時(1000キロワット時)当たり77ポンド(約1万1000円)前後とする案を日立に提示した。日立側は80ポンド以上を要望していた経緯があり、他の条件も含めて慎重に検討する。英政府と日立は4日、本格交渉入りで基本合意したが、日立は採算が合わないと判断すれば撤退する意向で、2019年度中に予定する最終合意が実現するかは不透明だ。

 日立は英原発子会社「ホライズン」を通じ、改良型沸騰水型軽水炉(ABWR)2基を建設する計画を進めている。稼働後の電力買い取り価格は、英政府が固定価格を保証する。日立は利益を十分確保できる価格での電力買い取りを英政府に要望。また、事故など不測の事態に備えて、原発運営事業者への出資比率を極力抑えたい意向だ。

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