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森友・加計問題(その2止) 首相の過信、裏目に 麻生氏「脇が甘い」

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2017年度以降の森友学園、加計学園問題の経過
2017年度以降の森友学園、加計学園問題の経過

 

 「私や妻が関与していたら首相も国会議員も辞める」という安倍晋三首相の発言は今国会で再び論戦の焦点になった。学校法人「森友学園」への国有地売却に関する決裁文書を財務省が書き換えた疑いがあるという3月2日の朝日新聞の報道が発端だった。

 同省幹部は「仮に近畿財務局の誰かが忖度(そんたく)して書き換えていたとしても、書き換え前の文書は残っていない」と政府・与党に説明に回り、政権内には当初、問題がここまで拡大するという危機感はなかった。しかし、間もなく状況は急変した。

 国土交通省は3月5日、改ざん前とみられる財務省の文書があったと杉田和博官房副長官に連絡。杉田氏は事実関係の確認を指示し、翌日、安倍晋三首相と菅義偉官房長官に報告した。首相は「もっといろいろ出てくるかもしれない」と漏らし、その不安は的中する。

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