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この50年の世界

1968~2018 第5部・ロバート・ケネディ暗殺/下 政治不信が生む陰謀論

ロバート・ケネディ元司法長官の暗殺事件の再捜査で特別検察官を務めたトーマス・クランツ氏=米ロサンゼルスで

 「あなたが父を殺したと思わない」。ロバート・ケネディ元米司法長官の息子のロバート・ケネディ・ジュニア氏(64)は昨年12月、銃撃犯として服役中のサーハン・サーハン受刑者(74)に面会し、こう伝えた。

 暗殺事件は、パレスチナ系移民のサーハン受刑者がケネディ氏の親イスラエル的な姿勢に反感を持った末の個人的な犯行とされた。だが、事件から5日で半世紀となっても、米国内では米中央情報局(CIA)犯行説や「第二の銃撃犯説」といった陰謀論が根強い。

 「真実は遺体の検視結果が示す」。ロサンゼルス郡検視局長としてケネディ氏の遺体の解剖を担当したトーマ…

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