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毎日フォーラム・パラスポーツ

初瀬勇輔(視覚障害者柔道)

視覚障害者柔道の体験イベントで、参加者に技をかける初瀬勇輔=東京都千代田区で2016年4月29日

 パラスポーツの体験会で、ほぼ必ず見かける柔道家がいる。滑らかな口調と、軽快なトークが人を引き寄せる。声の主は、2008年北京パラリンピック日本代表(視覚障害)の初瀬勇輔(37)だ。現役選手を続ける傍ら、多くの団体や企業の役員を務める初瀬の行動力の源には「障害者となり、エントリーシートを送った120社に面接を受けさせてもらえなかった」経験がある。

 長崎県佐世保市で生まれ、小学4年ごろから空手を始めた。進学した中高一貫校では空手部がなく、「道着が似ている」柔道部に入部。高校2年と3年の時、県で3位に入ったが、九州大会や全国大会には出場できず、不完全燃焼のまま一度は柔道から身を引いた。

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