イタリア

コンテ新内閣、EU難民政策に注文 親露姿勢も鮮明

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上院で所信表明演説をするイタリアのジュセッペ・コンテ首相=ローマで5日、AP
上院で所信表明演説をするイタリアのジュセッペ・コンテ首相=ローマで5日、AP

 【ブリュッセル八田浩輔、パリ賀有勇】イタリアのコンテ新内閣は6日、下院の信任投票での可決を経て正式発足する。欧州連合(EU)の統合深化に懐疑的な連立政権を率いるコンテ首相は、前日に上院で行った所信表明演説で「欧州は我々の居場所だ」と述べて加盟国の不安払拭(ふっしょく)に努める一方、難民受け入れルールへの注文や対ロシアの経済制裁の緩和などに言及し、EUに揺さぶりをかけた。

 コンテ内閣は5日に上院で信任を得ている。連立政権を構成するのはポピュリズム(大衆迎合主義)政党「五つ星運動」と右派政党「同盟」。共通通貨「ユーロ」圏最大の2兆2000億ユーロ(約280兆円)の政府債務残高を抱えながら、国民受けの良い大盤振る舞いの政策を掲げるため、ポピュリズム政権とも呼ばれる。コンテ氏は演説で、「ポピュリズムが市民の必要とするものに耳を傾ける支配層を指すのであれば、(連立を担う)…

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