電力小売り自由化

新電力、九州で増す存在感 競争が激化

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 2016年4月に電力小売りが全面自由化され、2年あまりが経過した。人口規模の大きい首都圏や関西だけでなく、九州も家庭向け電力で新規参入が相次ぎ、新電力の存在感が増してきた。九州電力から新電力に契約を切り替える家庭は増加傾向が続き、先行して自由化されたビル・工場向けの高圧電力も新電力のシェアが2割超まで拡大。九州電力による“地域独占”は薄れ、競争が激化している。

 「(顧客の流出が)直線的に伸びている」。九電の瓜生(うりう)道明社長は今年3月末、契約を切り替える家庭が増え続けていることに危機感をあらわにした。九電は従来の電気料金より割安な新料金プランを用意しているが、瓜生社長は「まだ認知度が低い」と語り、顧客へのアピールを強めていく考えだ。

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