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ガザ

「足を銃撃され重傷の男性多い」現地の惨状を報告

パレスチナ自治区ガザのシファ病院で、左足を銃撃されたパレスチナ人の少年を治療する渥美智晶さん(右から2人目)=「国境なき医師団」提供

「国境なき医師団」の医師と看護師、都内で記者会見

 パレスチナ難民の帰還を求めるデモが続くパレスチナ自治区ガザで、イスラエル軍との衝突による負傷者を治療した「国境なき医師団」の医師と看護師が6日、東京都内で記者会見し、現地の惨状を報告した。足を銃撃され重傷を負った若い男性が多く、重い障害が残る恐れがあるといい、暴力の停止と国際社会の支援を求めた。

     会見したのは、5~6月にガザの病院で手術を担当した外科医の渥美智晶(ともあき)さん(42)と看護師の佐藤真史(しんじ)さん(49)。渥美さんは「イスラエル軍はデモを止めるためか、明らかに足を狙って銃撃している。負傷者の多くは骨も含め損傷が激しく、何度も手術が必要で感染症のリスクも高い」と指摘した。

     佐藤さんは、在イスラエル米国大使館がエルサレムに移転し、デモが激化した5月14日は手術を待つ患者が廊下にあふれていたと報告。「足を撃たれた10歳の少年が手術中、涙を流してコーランを唱えていたのが印象に残っている」と語った。

     2人は、日本ではガザの問題に対する関心が低いとして「まずは実情を知り、関心を持ってほしい」と呼びかけた。

     一方、5月にガザの医療機関を訪れた国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の清田(せいた)明宏保健局長も6日、日本記者クラブで会見した。「デモが沈静化しても、障害が残る負傷者のケアや精神的サポートなど医療的ニーズが高い状況は続く」と述べ、国際社会による継続支援の必要性を訴えた。【福永方人】

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