虐待通報訴訟

障害者施設が認め、元職員と和解

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 虐待を告発したことで障害者施設から損害賠償請求されるなどして精神的苦痛を受けたとして、告発した元職員の40代女性が施設側に慰謝料など約570万円を求めた訴訟で、女性と施設側がさいたま地裁で和解した。施設側は、職員が利用者に不適切な行為をしたと認め、虐待予防や早期発見には通報が重要と確認するなどの内容。和解は5月29日付。

 訴状などによると、施設はさいたま市南区の障害者就労施設「キャップの貯金箱」(2016年12月閉鎖)。女性は15年3月、男の職員が知的障害がある男性利用者2人の裸の画像を撮影するなどの虐待があったと市に通報し、翌月に施設を退職。市は虐待を認定する一方、施設側は「テレビの取材に、女性が施設の名誉を毀損(きそん)する発言をした」として損害賠償請求した。

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