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まいスタイル@ストリート

(100)世相を映す「色」

今年の春夏の流行色、グリーンのスカートをはいた女性=日本ファッション協会提供

 その年にどんなテイストのファッションが流行するかというのは、政治的背景と関連している。中でも「色」はシーズンによって最も移り変わりが激しく、かつ政情と経済を映し出す鏡だと言える。

 今年は気候変動や不安定な世界情勢、ハイスピードで進むデジタル化など、予測不可能な年になると予想されている。そんな中、非日常的なイベントやインスタグラムへの奇をてらった投稿など、気分が高揚するような要素が増えている。この傾向を受け、今年の春夏は主張の強い、明るく濃い色が共存するシーズンになる。イエロー、グリーン、ブルーなどが目立ち、高明度・高彩度の色から蛍光色まで、色主役のオシャレが楽しめそうだ。色をたくさん加えた柄物も存在感を出しており、インパクトのある刺激的なアイテムも数多い。

 色は、そのシーズンのトレンドを決める最初の要素。2018年春夏のトレンドカラーは2年前の16年7月ごろに社会動向を考慮した上で決定し、そこから商品の素材やデザインなどを固める。しかし社会情勢は予想通りになるとは限らない。実際、01年にアメリカで起こった9・11テロや08年のリーマン・ショックの時は、想定外の出来事に世界中がオシャレから遠ざかってしまった。この時のコレクションでは、人々の心を癒やす…

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