天皇、皇后両陛下は9~11日、全国植樹祭出席に合わせ、福島県を訪問される。東日本大震災で大きな被害を受けた東北3県を在位中に訪れるのは最後になる見通しだ。福島県訪問は震災後6回目。相馬市は震災2カ月後以来となり、住民らは当時を感慨深げに振り返り、来訪を心待ちにしている。【高橋隆輔】
同市の消防団長として遺体捜索や状況を把握するために指揮を執り続けた荒忠夫さん(76)は2011年5月、避難所となっていた小学校で陛下から「大変でしたね」と声を掛けられ、涙を流したことを忘れないという。津波で団員10人を失い、緊張が解けない日々を過ごす中「心が温められ、ほっとした」と話す。
津波で妻を亡くした悲しみを抱えながら身元確認のボランティアとして遺体安置所に詰めていた熊倉一巳さん…
この記事は有料記事です。
残り851文字(全文1188文字)
毎時01分更新
相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で2016年、入所…
1998年秋。米国西海岸を巡るツアーに参加するために飛行機…
就職氷河期世代への就労支援に国や自治体が本腰を入れ始めた。…