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新幹線殺傷

「事件信じられない」と乗客 車掌「逃げて」

逃げ惑った乗客が落としたとみられるサンダルが散乱する11号車。事件は12号車であったとみられる=2018年6月9日夜(乗客提供)

 9日午後9時50分ごろ、神奈川県内を走行中の東京発新大阪行きの東海道新幹線「のぞみ265号」(16両編成)内の男性乗客から「包丁を持った男がいる。1人がけがをしている」との110番があった。

     凶行のあった12号車の隣の11号車に乗っていた名古屋市名東区の会社員、三田尾真司さん(57)は東京の会議を終えて帰宅途中だった。「後ろの車両から悲鳴が聞こえ、車掌が来て『逃げて逃げて』と呼びかけたので乗客が一斉に席を立った。その時点で車内アナウンスはなく、9号車ぐらいまで逃げた」。小田原駅で停車後、犯人とみられる男が警察官に囲まれて連れて行かれるのが車窓から見えた。全身が血だらけだった。新幹線は仕事でよく乗るだけに「事件そのものが信じられない」と興奮がいまだ冷めない様子だった。

     愛知県豊田市の実家に帰省するため13号車に乗っていた東京都中央区の会社員、太田奨悟さん(33)は「まず悲鳴が聞こえて、それから逃げてくる人たちがいた」と振り返る。小田原駅で停車後「警察が立ち入り検査をしています」「現場検証をしているので時間がかかりそうです」などと車内アナウンスがあったという。

     太田さんは「新幹線が危ないとは思わなかったが、自分も死んでいたかもしれない。怖いと思った。安全対策といっても、新幹線で手荷物検査なんて無理でしょうし」と疲れた表情で話した。【三浦研吾】

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