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8年目の被災地

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大槌・旧役場庁舎 最後の月命日 雨の中遺族ら祈り 18日解体 /岩手

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 東日本大震災から7年3カ月の11日、当時の町長と職員合わせて40人が犠牲になった大槌町の旧役場庁舎前では冷雨が降る中、人々が静かにこうべを垂れた。町は今月18日にも解体工事を始めるとしている。愛する人を亡くし、生きた証しとして保存を望んできた遺族らが、旧庁舎で祈りをささげる最後の月命日となる。【中尾卓英】

 震災当日、町災害対策本部の置かれたこの場所で津波にのまれた町職員、前川正志さん(当時51歳)の母克(かつ)さん(80)と妻寿子(ひさこ)さん(59)は、最初で最後の祈りをささげるために旧庁舎を訪れた。祭壇に花を手向けると、寿子さんは涙をぬぐった。

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