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支局長からの手紙

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頭上に戦闘機 /岐阜

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 シリアの若者らの頭上を、航空自衛隊の戦闘機4機が飛びました。この事実に少なからぬショックを受けています。

 岐阜市の長良川競技場で開かれたアジアジュニア陸上競技選手権大会の開会式(7日)での「歓迎飛行」のことです。

 アジアの35カ国・地域から16~19歳の選手や監督・コーチらが参加する陸上大会。その開会式は温かい空気に満ちていました。地元高校生の吹奏楽部演奏やバトントワリング、小中学生らの大歓声が、入場する選手たちを迎えました。スタンドの周囲には「1校1国応援」で制作された横断幕が掲げられていました。

 しかし、選手たちが競技場中央に整列し終えたところで、航空自衛隊岐阜基地に所属するF2、F4、F15の計4機が、爆音とともに上空を通過する演出がありました。その下には、まさに爆撃機や戦闘機、無人機などの攻撃により、武器を持たぬ市民が殺され、家を失っている国々のメンバーがいました。中東のシリア、イラク、イエメンなどです。よくぞ参加できたと、心動かされていた時にです。

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