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FOMC

利上げ決定か 今年2度目 米経済好調に推移

 【ケベック(カナダ)清水憲司】米連邦準備制度理事会(FRB)は12、13日に金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)を開く。米経済が好調に推移する中、今年2回目となる利上げを決める公算が大きい。今年中の利上げ回数の見通しが、従来の「3回」から「4回」に増えるかが焦点となる。

     米経済は5月の雇用統計で、失業率が3・8%に低下し、約18年ぶりの水準に改善。物価上昇(インフレ)率も3、4月と連続で2・0%となり、FRBの目標に達した。世界経済は米金利上昇に伴う一部新興国からの資金流出など下振れリスクはあるものの、おおむね堅調に推移しており、利上げ決定は確実な情勢だ。焦点となる利上げペースは、3月会合の時点で年内に合計3回を見込む委員と4回の委員の数がほぼ並んでおり、今回は4回が多数派になるかが注目される。金融市場でも4回との見方が次第に増えている。

     FRBが利上げを続けた場合、政策金利が景気を後押しする現在の「緩和的」な水準から、景気の過熱を防止する「引き締め的」な水準に来年中にも転じる見通しで、過去数回のFOMCでは、それに備えた対応策が議論された。会合後の声明文やパウエル議長の記者会見では、こうした点も関心を集めそうだ。

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