<DNA型鑑定>
弁護人提出の犯行着衣「5点の衣類」のDNA型鑑定手法は、鑑定した筑波大教授自身が開発した新規の手法。確立した科学的手法でなく、教授以外で鑑定の成功例は報告されていない。複数の専門家から疑問が呈され有効性に重大な疑問が存在する。試料が外来DNAに汚染された可能性が低いとも言えない。
手法に疑問がある以上、もととなるデータなどの原資料を確認する必要性が高いが、教授は消去し、保存していないと証言した。あまりに不自然。鑑定手法には原理的に問題があり、有効性が実証されておらず、結果として検出された型も、血液由来とみるには多々疑問がある。弁護人は再現実験で有効と証明できたと主張するが、教授の指導、監督…
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