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シャンシャン1歳

経済効果沸く上野 でも来年お別れ?

「誕生日プレゼント」として新たに設置されたハンモックで遊ぶシャンシャン=東京都台東区の上野動物園で2018年6月11日午前9時56分、藤井達也撮影

 シャンシャン人気で上野動物園は昨年度、6年ぶりに入園者数が400万人を突破した。だが、シャンシャンは協定により2歳になれば中国へ帰る見通しだ。東京都は来年度にも次の赤ちゃんが期待できる両親の貸与延長を中国側に働きかける。

 園の昨年度の入園者は450万人で前年度より65万人増えた。400万人超えは父リーリーと母シンシンの一般公開が始まった2011年度の471万人以来。シャンシャン誕生による都内の経済効果は年間約267億円との試算もある。上野駅近くのアメ横商店街ではデパートの壁に「1歳おめでとう」の懸垂幕を掲げるなど熱気冷めやらぬ様子。上野観光連盟の二木忠男会長は「上野はパンダ様々。誕生や成長が地域に元気を与えている」と笑みを見せる。

 ジャイアントパンダは中国にも野生が約1800頭しかおらず、両親2頭は都が「中国野生動物保護協会」と結んだ協定に基づき11年2月に来日した。貸与は21年2月までの10年で、代わりに生息地保護や繁殖の研究費として毎年95万ドル(現レートで約1億450万円)を支払っている。

 協定では生まれた子の所有権も中国側にあり「生後24カ月」で返す取り決めだ。繁殖を考えると、上野の手狭な飼育舎で、パートナー不在の状態が続くのも望ましくないという。

 都の担当者は「シャンシャンが帰り寂しくなるのも分かるが、パンダをどう守るかを考えれば中国でパートナーを作る方がいい」と話した。【森健太郎】

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