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新幹線殺傷

死亡の男性、首に18センチの傷 致命傷か

緊急停車したJR小田原駅の新幹線乗り場から出る警察官ら=神奈川県小田原市で2018年6月10日午前0時39分、渡部直樹撮影

 神奈川県を走行中の東海道新幹線車内で乗客3人が切りつけられ死傷した事件で、死亡した兵庫県尼崎市の会社員、梅田耕太郎さん(38)の首についた切り傷の長さが約18センチに及ぶことが、捜査関係者への取材で判明した。この傷が致命傷になったとみられ、首周辺には数十カ所も傷があった。神奈川県警は、愛知県岡崎市の無職、小島一朗容疑者(22)=殺人容疑で送検=が強い殺意をもっていたとみて、詳しい動機を調べている。

 神奈川県警小田原署によると、小島容疑者は9日午後9時45分ごろ、東京発新大阪行き「のぞみ265号」の12号車で、右隣の女性(27)を刃物で切りつけ、通路を挟んで左側の席に座っていた女性(26)も襲撃。さらに止めに入った梅田さんを執拗(しつよう)に切りつけて殺害したとされる。女性2人も背中などにけがをした。

 梅田さんは女性らが切りつけられたことに気づき、止めに入ったとみられる。その間、乗務員は乗客らを他の車両に誘導。小島容疑者はなたで梅田さんに襲いかかったという。

 梅田さんは搬送先の病院で死亡が確認された。司法解剖の結果、死因は左総頸(けい)動脈切断などに伴う失血だった。

 右隣の女性は、県警に対し「(容疑者が)立ち上がって何かを振りかざすのが見えたので逃げようとしたが、その瞬間に体に衝撃を感じた」と説明し、不意に襲われたとみられる。女性は新横浜駅から乗車し、窓際に座るため通路側の小島容疑者の前を横切ろうとしたが、通るスペースを譲ってもらえず違和感を覚えたという。

 一方、所持していたなたやナイフについて、小島容疑者が「自分で買った」と供述していることも判明した。事件までの足取りについては「9日午前中に東京に来た」と話しており、県警は凶器の入手経緯や事件までの詳しい足取りを捜査している。【中村紬葵、木下翔太郎】

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