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自分で採取、貝毒注意 しびれや嘔吐、化学兵器級も 

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貝毒が発生したことを知らせる看板=大阪府貝塚市の二色の浜公園で、望月亮一撮影
貝毒が発生したことを知らせる看板=大阪府貝塚市の二色の浜公園で、望月亮一撮影

 今年は貝毒による食中毒の懸念が高まり、被害も出ている。市場に出回る貝は安全だが、自分で取った貝には注意が必要だ。その脅威はあまり知られず、中には化学兵器級のものもあるという。【岸達也】

 アサリやカキなどの貝はそもそも毒がない。有毒の植物プランクトンを取り込んで毒性を帯びる。農水省によると、毒の規制値超過による貝の出荷自主規制は、昨年までの10年間では年間10~37件だった。だが、今年はすでに60件を突破。3月には兵庫県明石市内の川の河口で取ったムラサキイガイを食べた70代男性が嘔吐(おうと)で入院した。

 貝やフグなど生物毒の第一人者、東京医療保健大の野口玉雄教授は貝毒の代表としてまひ性のサキシトキシンを挙げ、「化学兵器に分類されるほど危険です」と話す。神経まひを引き起こす猛毒で致死量0・5ミリグラム。スプーン1杯5グラムで1万人分の致死量だ。一定量を摂取するとしびれや焼けつく感じを覚え、やがて動けなくなり、最悪の場合呼吸まひで死に至る。確かに経済産業省化学兵器・麻薬原料等規制対策室によると化学兵…

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