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サッカー

国際親善試合 日本4-2パラグアイ 西野J、希望の白星

【日本-パラグアイ】後半、同点ゴールを決めた乾(右から2人目)を祝福する本田(右)と長友=共同

 <Russia 2018 WorldCup>

     【インスブルック(オーストリア)丹下友紀子】サッカー日本代表とパラグアイの国際親善試合は12日、オーストリアのインスブルックで行われ、日本は4月の西野監督就任後、3戦目で初勝利を挙げた。

     日本は前半に先制を許したが、後半6分と18分に乾(ベティス)が得点し逆転。その後も、相手オウンゴールと終了間際の香川(ドルトムント)のゴールで突き放し、4-2でワールドカップ(W杯)ロシア大会前最後の強化試合を白星で飾った。

     チームは13日にロシアでのキャンプ地カザンに移動。19日にW杯1次リーグH組初戦でコロンビアと対戦する。

    乾の2発で空気一変

     日本代表を覆っていた重苦しい空気を一掃した。後半6分、乾にとって2014年11月以来、約3年半ぶりの代表戦でのゴールは、西野ジャパン3戦目で待望の初得点。「勝ったことでチームの雰囲気も良くなる」と、充実の表情を見せた。

     決定機で大きくふかすなど安易なミスが目立った前半から一変し、後半は2得点を挙げた乾。変貌のきっかけは西野監督がハーフタイムに飛ばした「スパイクに何か入ってるんじゃない?」というジョークだった。

     乾は「何かを切り替えないといけなかった。自分を責めるよりはスパイクにあたろう」と、スパイクを交換して後半のピッチに立った。効果はあった。後半6分、香川からボールを受けるとドリブルで持ち込み同点ゴール。同18分は、右サイドからの速いクロスに香川が触れたところへ飛び込み、右足を振る。ボールはGKの手をかすめてネットを揺らした。

     W杯に向けた国内合宿直前に右太ももを痛め、合宿序盤は別メニューでの調整が続いた。それだけに乾は「ほっとした」ともらす。だが、「次が本大会」と気持ちに緩みはない。西野監督が敬愛する元オランダ代表MFヨハン・クライフの背番号「14」を託される乾。ロシア入りを前に、最高の形を作った。【丹下友紀子】

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