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ロシアW杯

サッカー 広がれ、ポーランド愛 留学経験学生が交流団体を設立 28日対戦、両国にエール

日本とポーランドの交流の促進に向けて話し合う吉田祐美さん(中央)ら学生会議のメンバー=東京都文京区で、水戸健一撮影

 <Russia 2018 WorldCup>

     ポーランドに留学した経験のある日本の学生が交流団体「日本ポーランド学生会議」を設立した。8月にポーランドの学生を東京に招いて初会合を開く。来年で国交樹立100周年を迎える両国だが、日本でのポーランドの認知度はいまひとつ。ロシアで14日に開幕するサッカー・ワールドカップ(W杯)での対戦も追い風に、両国の「懸け橋」を目指す。【水戸健一】

     中欧のポーランドは広さが日本の5分の4の31・2万平方キロ、人口は3844万人(2016年)。音楽家のショパンや地動説を唱えた天文学者のコペルニクス、ノーベル物理学賞と化学賞を受賞したキュリー夫人らを生んだ。

     両国の国交は1919(大正8)年に樹立された。ポーランドは日本語の教育機関が欧州連合(EU)加盟国の中で5番目に多く、約60カ所の学校などで4500人ほどが日本語を学ぶ。日系企業も300弱ある。一方、日本でポーランド語を専門に学べる大学は東京外国語大だけ。16年の留学者は200人弱だった。

     「ロスウが好きになりました」。学生会議代表の東京大大学院1年、吉田祐美さん(23)は笑う。野菜がたくさん入った現地のスープだが日本ではなじみが薄い。吉田さんは語学力を身に着けながら国際関係学を専攻しようと昨年まで3年間、ポーランドに留学し、親日的な国民性や治安の良さなど日本で知られていない一面も見た。帰国後、ポーランドの学生との交流団体がないことに気付き、留学経験のある東京外国語大や神戸市外国語大の学生と会議をつくった。

     8月13~18日に開く初会合は「見て聴いて考える、国を超えた友好関係の築き方」がテーマ。東京五輪のポーランドのホストタウンに決まった群馬県高崎市も訪れる。ポーランドから招待する9人の学生の渡航費など開催費用をインターネットのクラウドファンディングで募ったところ、1カ月で目標の50万円を超える63万1000円が集まった。

     吉田さんは「地理的には近くないが、お互いを身近に感じてもらうためのプラットフォームになりたい」と意気込む。会議の日本人のメンバーは吉田さんを含めて5人。両国代表が戦う28日のW杯1次リーグの試合は、3人が日本、1人がポーランド、もう1人は両国を応援するという。

     問い合わせは会議のメールアドレス(japanpoland.jpsc@gmail.com)へ。

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