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大観を語る

横山隆さん(横山大観記念館館長) 大胆にして細心

 祖父大観は「大胆にして細心」の人でした。画室には長年付き合いのある表具師ら以外は家族も立ち入りは許されていませんでした。一方、私は入っても怒られることなく、筆の持ち方や絵の具の溶き方まで教えてもらいました。その様子を見て祖母はハラハラしていましたね。

     夏の暑い時でもきっちり浴衣を着て描いていたのは武士の子らしい一面です。制作していると画材がぐちゃぐちゃになる人もいるようですが、常に画室は整然としていました。

     100年ぶりに“発見”された「白衣(びゃくえ)観音」は、初めて見た時、大きさに声が漏れました。衣の描線に色を使うなど、明治のころの特徴がよく出ている作品です。=おわり


     「生誕150年横山大観展」は7月22日まで、京都国立近代美術館(京都市左京区、075・761・4111)で。観覧料は一般1500円、大学生1100円、高校生600円。月曜休館(7月16日は開館し、翌17日休館)。

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