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秒読みEXPO2025

きょう最後のプレゼン パリ総会、山中教授らアピール

政府主催のレセプションが開かれる日本大使公邸=パリ市内で2018年6月12日、津久井達撮影

 【パリ津久井達】2025年国際博覧会(万博)に立候補している日本(大阪)、ロシア(エカテリンブルク)、アゼルバイジャン(バクー)の3カ国は13日、本部のあるパリで開催中の博覧会国際事務局(BIE)の総会で事実上最後のプレゼンテーションに臨む。誘致委員会会長代行の松井一郎・大阪府知事や世耕弘成・経済産業相らがパリに入り、官民一体となって大阪開催をアピールする。

     総会は12日に開会。プレゼンのある13日の総会は現地時間午前9時半(日本時間午後4時半)に始まり、同日昼ごろからロシア、アゼルバイジャン、日本の順で行う。日本は京都大学iPS細胞研究所長の山中伸弥教授(55)らがスピーチする予定で、日本のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を訴えるラインアップとなる。開催地は11月の総会で決まる。

     12日夜には、政府主催のレセプションをパリ市内の日本大使公邸で開催。日本式のおもてなしで各国代表に支持を働きかける。

    水面下で要人説得 関経連、駐在員2人派遣

     万博を大阪に誘致する活動は、プレゼンテーションのような表舞台がある一方、BIE加盟各国の要人に接触して支持を取り付ける動きも水面下で繰り広げられている。今年2月、官民で構成する誘致委員会に加わる関西経済連合会が、BIEのあるパリへ駐在員2人を派遣した。与えられた使命は、11月のBIE総会で25年万博の開催国を選ぶ投票に加わる各国の要人を説得すること。関経連の松本正義会長の出身母体である住友電気工業と、同じ住友グループの住友商事から、国際経験が豊富な人材を1人ずつえりすぐった。

     酒席になれば不公正な誘致活動と疑われる恐れがあり、専ら昼食を取りながら、日本の外交官や経済産業省の官僚と要人に接触する。その際、日本政府や経済界として、相手国にできる支援や投資の内容も伝えるという。関経連が派遣した2人は、外務省から誘致特使に委嘱され、誘致委の次長も兼ねている。

     注力している地域は、大票田のアフリカや中南米に加え、フランスの立候補撤回で票の行方が流動的になった欧州だ。松本会長は「官民一体で依頼すれば、相手国への投資などの見返りも含めた話もでき、有効な活動ができる」と話す。

     これとは別に、大手商社の海外駐在員約60人に対し、誘致委の「エグゼクティブアドバイザー」の肩書を与え、現地で誘致活動をしてもらっている。万博誘致を理由に要人との面談を取り付け、合わせて本業の商談もできるため、活動費用は商社持ちだ。【宇都宮裕一】

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