米朝首脳会談

被爆者「肩すかしをくらった」

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川野浩一さん=徳野仁子撮影
川野浩一さん=徳野仁子撮影

 史上初めて行われた12日の米朝首脳会談。共同声明で朝鮮半島の非核化を確約するとともに、トランプ米大統領が拉致問題も「提起」し、新たな一歩を踏み出した。

 長崎の被爆者で原水爆禁止日本国民会議議長の川野浩一さん(78)=長崎県長与町=は「米朝の閉じていた扉を開けた点で意味がある」とする一方で「トランプ大統領は金(正恩)委員長にもっと踏み込んだ非核化を約束させると期待していたので、肩すかしをくらった」と残念がった。

 両首脳が朝鮮半島の非核化を目指すことに合意したことは評価しつつ「北朝鮮には核兵器とミサイルがどこに何発あるのか不明。共同声明に、検証可能で不可逆的な非核化の記述もない」と指摘。その上で「私たち被爆者は時間がない。早く非核化の結論を見たい。今後の推移を注視するしかない」と話した。

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