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青年座

「安楽病棟」 生と死のあり方、観客に問いかけ

 劇団青年座は22日から、東京・下北沢の本多劇場で、認知症患者の生き方と安楽死をテーマにした「安楽病棟」を上演する。

     帚木蓬生の同名小説が原作。さまざまな症状の認知症患者が入院する病棟。異動して間もない看護師の城野(小暮智美)は患者の介護にやりがいを感じており、担当医の香月(石母田史朗)からの信頼も厚い。そんな中、患者の急死が相次ぎ、城野は一連の死に疑問を抱くようになる。

     原作を読んだ介護経験を持つ役者が提案し、上演が決まった。演出の磯村純は「青年座には20代から80代まで、幅広い世代の役者がいる。そうした強みを生かせる作品」と話す。舞台化にあたり、小説とはやや結末を変えたという。その意図を「高齢化社会の中で、安楽死にどう向き合っていくか。答えを示すのではなく、観客一人一人が考えるきっかけになればと思う」と語る。

     脚本は社会問題をテーマにした作品を手がけている劇団温泉ドラゴンのシライケイタが担当する。

     7月1日まで。問い合わせは03・5478・8571。【小玉沙織】

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