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激動の半島情勢

米朝会談の余波/1 米国内、評価は二分 「非核化実現引き出した」/「残忍な政権に譲歩した」

米朝会談後のトランプ米大統領の記者会見場で流れた映像=ホワイトハウスのフェイスブックから

 「北朝鮮による核の脅威はもはやなくなった」。13日朝、政府専用機でワシントン郊外の空軍基地に帰国したトランプ米大統領はツイッターで米朝首脳会談の成果を強調したうえで、米国民に向け「今夜からは安心してぐっすり眠ってほしい」と呼びかけた。

 トランプ氏と北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長がシンガポールで署名した共同声明には、北朝鮮が「完全な非核化」を受け入れることが盛り込まれている。しかし、米国が求めてきた「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化」(CVID)など、具体的な時期や手法は今後の交渉に先送りされた形で、トランプ氏の「自画自賛」とは違って米国内の評価も真っ二つに分かれている。

 「米朝両国は、わずか半年前まで武力衝突の可能性があった。共同声明は、両国間の緊張を大幅に軽減した点で有益だ」。日ごろからトランプ氏に批判的なカントリーマン元米国務次官代行(国際安全保障・不拡散担当)は、米朝首脳会談の成果を肯定的に評価した。ただ、「共同声明には重要な部分が欠けている」と指摘することも忘れない。非核化の手法や核兵器などの申告方法など多くの未解決の問題が残っているためだ。カントリーマ…

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