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韓国

地方選、与党圧勝 南北融和が追い風に

 【ソウル堀山明子】米朝首脳会談から一夜明けた13日、韓国の統一地方選と国会議員補欠・再選挙の投票が行われ、開票作業が深夜まで続いた。KBSによると、北朝鮮に対する融和ムードを受け、南北対話を推進する与党「共に民主党」が広域自治体17カ所の首長選でソウル市など13カ所で当選を確実にし、圧勝した。補欠・再選挙も12選挙区のうち、与党が11議席を確保する見通しだ。

     今回の選挙は、4月から2度にわたる南北首脳会談開催後、初の大型選挙。

     民主党は「平和の道を開く文在寅(ムンジェイン)政権に新しいエンジンを」▽保守野党の自由韓国党は「文政権の一党独裁を許すな」と訴え、地方選というより事実上の文政権の信任を問う構図となった。70%以上の高い支持率を保つ革新系の文政権与党が追い風を受け保守地盤を切り崩した。

     KBSによると、ソウル市長選は、現職で民主党の朴元淳(パクウォンスン)候補が、韓国党の金文洙(キムムンス)候補に大差をつけて3選を確実にし、2022年大統領選挙の与党有力候補者となった。昨年5月の大統領選に出馬した安哲秀(アンチョルス)候補は中道保守系を統合させた新党「正しい未来党」から挑んだが3位とふるわず、政界再編論が再燃しそうだ。

     主要17首長のうち、民主党は首都圏の激戦区である京畿道や仁川市のほか、保守地盤の釜山市、蔚山市でも当選を確実にした。同じく保守地盤の慶尚南道知事は接戦で、民主党候補が韓国党候補にややリードしている。

     韓国党は、朴槿恵(パククネ)前大統領の地盤である慶尚北道と大邱市で当選を確実にした。済州道知事は保守系無所属の現職、元喜龍(ウォンヒリョン)候補が当選した。

     国会議員(定数300)の補欠・再選挙は、民主党が11区で当選確実か優勢で、現有と合わせると129議席確保する見通し。革新系野党と合わせ、革新系が過半数に届く勢いで、文政権の国政基盤は強まりそうだ。

     投票率(暫定集計)は60・2%で、23年ぶりに60%を突破した。

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