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認知症行方不明者

顔写真事前登録や「手のひら静脈認証」

靴、ベルト、リストバンドなどに組み込まれたGPS機器=群馬県高崎市の高崎市役所で、増田勝彦撮影

 5年連続で最多を更新した認知症の行方不明者。急速に高齢化が進む中、警察や自治体は、高齢者の顔写真を事前登録したり、「手のひら静脈認証」を活用したりして、万が一の時に備えた対策を強化している。

 福井市で昨年3月、認知症の80代男性が自宅そばで目撃されたのを最後に行方不明になった。家族が最寄りの警察署に連絡し、約30分後、男性は自宅から約1キロ先で署員に保護された。家族が事前に登録していた男性の顔写真が決め手になった。

 福井県では昨年2月から、家族が希望すれば認知症の人の顔写真や住所・氏名などの情報を自治体に登録し、…

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