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サッカーW杯

26年は米、カナダ、メキシコ3カ国共催に

サッカーW杯歴代開催地

 【モスクワ大谷津統一】国際サッカー連盟(FIFA)は13日、当地で総会を開き、2026年ワールドカップ(W杯)の開催地を米国、カナダ、メキシコによる3カ国共催に決めた。全加盟協会による投票で、単独開催を目指すモロッコを破った。W杯の共催は日本と韓国による02年大会以来2度目で、3カ国による開催は初。

 投票では3カ国共催案が有効投票総数200票のうち134票を集めた。モロッコは65票、白票が1票だった。

 投票に先立つプレゼンテーションで、共催3カ国は市場の大きい北中米での開催により約143億ドル(約1兆5800億円)の収益が期待できると強調した。FIFAのインファンティノ会長は「金銭は一側面でしかない。3カ国の熱心な活動の結果」と語った。

 FIFAが今月1日に公表した評価報告書は、3カ国共催案について全会場が完成または改装中である一方、モロッコは14会場中9会場が建設されておらず、宿泊客の受け入れ能力についてもリスクが高いと指摘。500点満点で、3カ国共催案を402.8点と高評価し、モロッコは274.9点にとどまっていた。

 26年大会は出場チームが現行の32から48に初めて拡大される。開催案では全80試合のうち米国で60試合、カナダ、メキシコで各10試合を行う。W杯の開催地を巡っては、従来は二十数名の理事が理事会で投票し選定していたが、理事の買収など不祥事が相次いだことから、全加盟協会による投票に変更された。

 W杯の出場チームを48に拡大することについて、南米連盟が22年カタール大会から前倒しして実施するよう求めていたが、この日の総会の議題からは取り下げられた。カタール大会は酷暑を避けるため11~12月に開かれるが、シーズンが重複する欧州各国が反発しており、これに配慮したとみられる。また、これまで検討されてきた各国代表による新たな国際大会「ネーションズ・リーグ」の創設やクラブW杯の再編案にも慎重論が根強い。インファンティノ会長が推し進める拡大路線は小休止を余儀なくされた。

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