メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

プロ野球

力強く一歩踏み出す 西武・今井

 ○西武7-4ヤクルト●(13日・メットライフ)

     初めての1軍マウンドでの初球。西武・今井は外角に147キロの直球をズバッと、投げ込んだ。気後れすることない、堂々とした立ち居振る舞い。1球ごとに大きくなる歓声が、右腕を勢いづけていく。そこからヤクルト・荒木に対して150キロ超の直球を続けて追い込み、最後は外のスライダーで見逃し三振に。「無駄な力みをなくして、リリースの瞬間だけに集中した」

     続く青木、川端も直球勝負を挑んで一回を3者凡退。三回は連打に失策が絡み1点を失うも、続くピンチで川端を直球で空振り三振に仕留めた。四回も2死二、三塁とされたが、井野に直球を振らせて切り抜けた。

     要所で見せる直球勝負が球場全体を熱くした。6回5安打1失点と役割を全う。ヒーローインタビューでは「初めてのマウンドを楽しめた」と言ってのけた。

     栃木・作新学院高では2016年夏の甲子園を制覇。「ビッグ4」の一人として注目を浴びた。同年のドラフト1位で西武に入団。しかし、1年目は登板機会がなく、今年2月には未成年での喫煙が発覚した。4月まで対外試合に出場できず、ユニホームも着用禁止。それでも「もう一度野球と向き合うための良い機会になった」と足もとを見つめた。

     回り道もしたが、ようやく立ったスタートライン。球団ではデビュー戦での先発勝利は1999年の松坂(現中日)以来、19年ぶりの快挙だ。「初登板で勝てて自信になる。周りに強打者が多いが、そこに甘えず、0にこだわっていきたい」。力強く一歩を踏み出した。【角田直哉】

    関連記事

    毎日新聞のアカウント

    話題の記事

    アクセスランキング

    毎時01分更新

    1. 加計学園 「首相と関係、一切ない」沈黙破った理事長
    2. 加計学園 理事長が会見、謝罪 監督責任で給与を自主返納
    3. 大阪震度6弱 ラッシュ直撃 「一緒にいた子が」児童犠牲
    4. 大阪震度6弱 高槻市長が謝罪 倒壊した塀、基準満たさず
    5. 大阪震度6弱 緊急地震速報、間に合わず 震源近く

    編集部のオススメ記事

    のマークについて

    毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです

    [PR]