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学芸記者の文学碑散歩

作家・林芙美子 小森江公園(門司区羽山2) 徹底して知る、人間の孤独 /福岡

 透徹した視点で貧しさや戦争に翻弄(ほんろう)された庶民を描いた林芙美子。昭和を代表する人気作家だったため、文学碑は各地にあり、それぞれの土地で大切にされている。そのうち1974年12月、門司文化団体連合会などが建立した「生誕地記念文学碑」は、芙美子の出生地論議も絡んで話題を集めた。

 自伝的小説「放浪記」には「私が生まれたのはその下関の町であった」と書かれているが、祖父が芙美子の実父と親しかった門司区の外科医、故・井上貞邦さんが地道な調査で門司出生説を立証。72年から約1年かけて北九州市医師会の月刊機関誌「北九州市医報」で発表し、反響を呼んだ。

 碑が門司に建てられることになると、毎日新聞は、山口県下関市の五穀神社入り口にすでにあった「生誕地」…

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