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ポンプ車、使えなくなる? 道交法改正で困惑

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茨城県常総市消防団で来年度更新される予定のポンプ車。総重量が3.5トンを超えるため、道路交通法改正後に取得した普通免許では運転ができなくなる=常総市提供
茨城県常総市消防団で来年度更新される予定のポンプ車。総重量が3.5トンを超えるため、道路交通法改正後に取得した普通免許では運転ができなくなる=常総市提供

中型免許が必要 団員確保懸念

 消火活動に使うポンプ車の多くが、道路交通法改正(昨年3月施行)後に普通免許を取得した人が運転できず、茨城県内の消防団が頭を抱えている。改正を受けて運転できる車両が総重量5トン未満から3.5トン未満になった一方、3.5トン未満でポンプ車に水槽は付けられず、3.5トン以上が主流のためだ。消防団の若手不足が深刻な中、新規入団者に準中型免許の取得を義務付けるのも難しく、「どうしたらいいか」と困惑している。【吉田卓矢】

 今月2日、常総市内のある自治会で臨時総会があり、消防団が使う水槽付きポンプ車の更新について話し合った。しかし「3.5トン未満にするべきではないか」「それでは水槽が付けられない」と、議論は平行線をたどり結論は出なかった。同市消防団では現在、ポンプ車を中心に消防車を計23台運用する。しかし全車が3.5トン以上で、改正後の普通免許では運転できない。さらにうち4台が来年度、20年に1回の更新時期を迎える…

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