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韓国

統一地方選は革新系与党が圧勝 南北協力事業加速へ

 【ソウル堀山明子】13日投開票された韓国の統一地方選は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の与党「共に民主党」の圧勝に終わった。惨敗した保守系野党「自由韓国党」の洪準杓(ホン・ジュンピョ)代表は14日、引責辞任を表明。2月に発足したばかりの中道系保守新党「正しい未来党」の党首も辞任し、党内からは保守系結集のため政界再編を目指す声も上がっている。

     「一夜で権力が全面的に変わった」。釜山の地元紙「釜山日報」は1面トップで、釜山市、蔚山市、慶尚南道の3首長に革新系与党候補が当選したことをこう報じた。これらの地域は保守地盤。1995年に統一地方選が始まって以来、2010年に無所属の慶尚南道知事が誕生したことはあるが、革新系候補の当選は初めてだ。

     14日未明まで続いた開票の結果、民主党が広域自治体17首長のうち保守地盤の慶尚南道知事を含む14ポストで勝利。国会議員補欠・再選挙(12選挙区)でも11議席を獲得した。

     南北融和を追い風に圧勝した文氏は14日、「守るべき約束を果たしていく」と表明。南北首脳会談で合意した板門店宣言の国会批准を求め、南北協力事業を加速させる姿勢を鮮明にした。

     国会議席数(定数300)は、民主党130▽韓国党113▽未来党30▽民主平和党14▽正義党6--などとなった。少数与党の構図は変わらないが、革新系の平和党や正義党、無所属の議員らが協力すれば過半数の153を占め、南北協力事業や保守政権の不正をただす「積弊清算」を推進するのには有利な状況だ。

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