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ダフ屋行為

AKBチケットを転売 容疑の男4人逮捕

AKBのコンサートチケットの転売で使われた偽造身分証明書=警視庁万世橋署で2018年6月14日、安藤いく子撮影

「ファンを続けていくには金が必要」

 人気アイドルグループ「AKB48」のコンサートのチケットを転売したとして、警視庁保安課は14日、相模原市の大学生、佐藤丈太容疑者(22)ら男4人を埼玉県迷惑防止条例違反(ダフ屋行為)容疑などで逮捕したと発表した。4人は容疑を認め、「ファンを続けていくには金が必要だった」と供述しているという。

 AKBなどのコンサートでは転売を防ぐため、チケットの購入者と入場者が同一人物かどうかを確認しているが、佐藤容疑者らは偽造した身分証とセットでチケットを転売していた。

 逮捕容疑は昨年10月25日夜、埼玉県草加市旭町4のコンビニエンスストアで、奈良市や秋田市で開催するAKBのコンサートチケット20枚を転売目的で購入したとしている。

 同課によると、佐藤容疑者らはチケットの申し込みに必要なIDを偽名で800人分取得。チケットが当選すると、カードプリンターを使って本人確認用の住民票や健康保険証を偽造していた。

 4人は佐藤容疑者の名前をもじって「さとじカンパニー」などと名乗り、2016年6月~今年1月で約460万円を売り上げていた。大半はAKBの「追っかけ」に使っていたとみられる。

 今回逮捕された4人のうち1人は、鉄道営業法違反(無賃乗車)容疑でも逮捕されている。逮捕容疑は昨年12月24日にJR東海道新幹線新大阪-品川駅間を無賃乗車したとしている。大阪であった「握手会」の帰りだったという。

 同課によると、佐藤容疑者らは入場券を使って改札を通り、新幹線に乗車。目的地の駅で待っている仲間から、その駅の入場券を受け取り、改札を出る手口を繰り返していた。現在は自動改札機の改良でこうした不正が発覚するようになったが、佐藤容疑者らは手助け役を「MK(迎え)」などと呼び、「全国にMKをしてくれる仲間がいた」などと供述している。保安課はAKBファンの一部で、こうしたキセル行為が横行していたとみて調べている。

【安藤いく子】

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