- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
未払い残業代を求めて会社を提訴したことを理由に解雇されたのは違法として、タクシー会社「国際自動車」(東京)の元運転手12人と労働組合が、同社などに雇用継続と約8000万円の支払いを求めた訴訟の判決が14日、東京地裁であった。春名茂裁判長は「提訴が雇い止めの動機で違法だ」として、労組を含む全原告に慰謝料など計約4000万円を支払うよう命じた。12人中7人の雇用継続も認めた。
判決によると、元運転手らは定年後に再雇用されるなどしていたが、2016年1月に未払い残業代を求めて提訴。会社側は労組との団体交渉で「会社を提訴する人とは信頼関係が保てない」と発言し、定年後の有期雇用契約を打ち切るなどと通知。17年3月までに12人を解雇した。
この記事は有料記事です。
残り238文字(全文556文字)