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記念講演会

考古学の実り、歴史学で豊かに 近つ飛鳥博物館、新旧館長

対談する大阪府立近つ飛鳥博物館の白石太一郎・名誉館長(左)と舘野和己館長=大阪市中央区で2018年5月20日、花澤茂人撮影

 4月に交代した大阪府立近つ飛鳥博物館(大阪府河南町)の新旧館長による記念講演会が5月20日、大阪市内で開かれた。14年3カ月にわたって館長を務めた白石太一郎さんは名誉館長となり、新館長には舘野和己・奈良女子大名誉教授が就任した。

 白石さんは長年研究を続けてきた前方後円墳の出現と終末について講演。「ヤマト政権と呼ばれる首長連合体制そのものであったとも言える」と力を込めた。文献研究による歴史学が専門の舘野さんは、平城宮跡(奈良市)で見つかった木簡などから「大阪は平城京で働く官人たちを多く輩出する地域だったことが分かる」などと語った。

 その後の対談で白石さんは、世界遺産への登録が期待される堺市の百舌鳥(  もず  )・古市古墳群について「古墳は勢力の本拠地に造られるのが原則。4世紀末~6世紀初頭、大阪平野南部の勢力がヤマト政権のリーダーシップを掌握した。ヤマト・河内政権と呼んでもいい」と強調。その背景として「4世紀は東アジア情勢が大きく動き倭国(わこく)(日本)も巻き込まれた。大阪湾岸で朝鮮半島や中国との国交や貿易を担当してい…

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