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経済観測

「忖度圏」と「孤立圏」分断どう超える=中央大教授・宮本太郎

 最近のニュースを見ていると、日本が二つの社会空間に分断されつつあることを感じる。一方には、強固なタテのつながりのなかで「忖度(そんたく)」ばかり求められる「忖度圏」ともいうべき組織社会がある。他方では、安定した組織に帰属できず、相互のつながりも欠落した「孤立圏」がしだいに広がっている。

 「忖度圏」は、正規雇用の企業秩序や国と地方の行政組織などが中心となって形成されてきた。財務省における文書書き換えから、大学アメリカンフットボール部の悪質タックルに至るまで、問題が起きても、組織の頂点にいる者の責任があいまいにされがちな点も共通する。

 日本は以前から忖度社会だったのだといわれる。日本の職場は、ある決められた仕事で評価される欧米のよう…

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