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「普通の北朝鮮」知って 韓国出身、ドイツ籍で撮影

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インタビューに答える映画監督のチョ・ソンヒョンさん=東京都千代田区で、小川昌宏撮影
インタビューに答える映画監督のチョ・ソンヒョンさん=東京都千代田区で、小川昌宏撮影

 北朝鮮でカメラを回すために韓国籍を捨て、ドイツ国籍を取得したチョ・ソンヒョン監督(51)が、撮影した映画「ワンダーランド北朝鮮」の日本公開を前に来日した。4月27日に開かれた歴史的な南北首脳会談を「すごくうれしく、涙が出た」と振り返り、和解がさらに進展することを期待している。上映は30日から。

 チョ監督は韓国・釜山出身。1990年からドイツに留学したのをきっかけに、現地で映像制作を手がけてきた。ドイツのテレビ局から北朝鮮を描く映画の製作を打診され、北朝鮮で生活している「普通の人々」の日常に迫りたいと引き受けた。

 韓国では政府の許可なく北朝鮮に渡航できない。渡航後に韓国で投獄される恐れもあるため、北朝鮮と国交があるドイツに国籍を変えた。2012年から4度渡航して事前取材した後、14、15年に計5週間、平壌や郊外の農村などで撮影した。

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