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若松孝二とその時代

(3)ルポ 若松孝二&足立正生映画祭in香港 四方田氏、井上氏の講演会も

映画史家の四方田犬彦さんの講演は満員で熱心にメモを取る人も。2時間以上に及んだが、若松孝二さん、足立正生さんへ関心の高さがうかがわれた(右奥が四方田さん)=鈴木隆撮影

 連載企画「若松孝二とその時代」第3回は、折しも6月1~7日まで、香港で開催された若松孝二監督と足立正生監督兼脚本家の映画祭「若松孝二と足立正生の獨立電影革命」の模様をリポートする。若松、足立両氏の監督、脚本作品8本が二つの劇場で上映され、若い世代を中心に多くの香港の映画ファンが駆けつけた。

 上映に際しては、若松監督の愛弟子の一人で脚本家兼監督の井上淳一さんと、映画史家で「若松孝二 反権力の肖像」(平沢剛氏との共編著)がある比較文学者の四方田犬彦さんがゲストとして招かれ、若松・足立両氏の映画への思いや政治や社会との関わり、人物像について熱く語った。井上さんは10月公開の若松プロ製作の新作「止められるか、俺たちを」の脚本も担当した。盛り上がった映画祭と講演会の模様などをお届けする。【鈴木隆】

 成田空港から直行便で4時間50分。香港国際空港がある香港のランタオ島からエアポートエクスプレスとシャトルバスを乗り継ぎ、ジョーダン(佐敦)に着いた。香港最大の繁華街チムシャツォイ(尖沙咀)から北に伸びるネイザンロード沿いの一つ目の地下鉄駅ジョートン駅近辺に、井上、四方田両氏と同様に宿をとった。日中は気温が30度を超え、湿気も多い。周辺は個人商店、ホテル、コンビニ、ショッピングセンターなどが軒を連…

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