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飲酒の適正量を知る=東京大教授、精神科医 佐々木司

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 蒸し暑くなってきた。暑気払いやら何やら、飲酒の機会が増える季節だ。

 この時期、急性アルコール中毒に注意してほしい。若い人は昔より飲まなくなったというが、救急車で運ばれる人は依然多い。飲酒中に意識がなくなったら、それは眠りではなく、アルコールによる意識障害の可能性が高い。手当てしないとそのまま亡くなることもある。覚えておきたい。

 アルコールでは急性中毒のほかにも注意すべきことがある。第一は「依存」だ。これを防ぐには、まず適正飲酒量を知っておく必要がある。適正飲酒量はアルコール量に換算して1日平均20グラム以下とされ、女性ではこの半分~3分の2程度が推奨される。女性の方が少ないのは、体が小さく、肝臓も小さいから。つまり同じように飲んでいても、アルコール依存症やアルコール性肝硬変などの病気になるリスクは、女性の方が高い。

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