ドイツ

難民巡り与党亀裂 強硬派内相、首相に異論

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
メルケル政権内での難民政策を巡る対立の構図
メルケル政権内での難民政策を巡る対立の構図

 【ベルリン中西啓介】ドイツのメルケル首相を支える保守系国政会派内で、難民政策を巡る対立が激化している。一部の難民申請希望者を入国拒否する規則の導入を目指すゼーホーファー内相に、メルケル氏が反対。ゼーホーファー氏はメルケル氏が率いる政党との統一会派解消も辞さない強硬姿勢を取っており、政権を大きく揺るがしている。

 独国政では現在、メルケル氏の第1党・キリスト教民主同盟(CDU)とゼーホーファー氏が党首の南部バイエルン州の地域政党・キリスト教社会同盟(CSU)が最大会派を構成し、中道左派の第2党・社会民主党と大連立を組む。10月に同州での州議会選を控えるCSUは、昨年9月の総選挙で野党第1党となった反移民を掲げる右派政党「ドイツのための選択肢」(AfD)に対抗するため、強硬な難民・移民抑制策を訴える。

この記事は有料記事です。

残り710文字(全文1063文字)

あわせて読みたい

注目の特集