連載

今どきの歴史

歴史研究の最前線や新たな知見、話題のテーマなどを取り上げます。

連載一覧

今どきの歴史

纒向遺跡(奈良県桜井市)のモモの種 真の年代はどこに?

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
付近からモモの種が見つかった纒向遺跡の大型建物跡(手前)。奥は箸墓古墳=奈良県桜井市で5月14日、本社ヘリから三村政司撮影
付近からモモの種が見つかった纒向遺跡の大型建物跡(手前)。奥は箸墓古墳=奈良県桜井市で5月14日、本社ヘリから三村政司撮影

 「JCal(ジェイカル)はどうなっている?」。邪馬台国の候補地といわれる纒向(まきむく)遺跡(奈良県桜井市)で出土したモモの種の年代を知り、疑問がわいた。

 先月出た「纒向学研究 第6号」によれば、放射性炭素(C14)年代測定の結果、西暦135~230年(中村俊夫・名古屋大名誉教授)、同100~250年(近藤玲(りょう)・徳島県教委社会教育主事)ごろという。種は遺跡の大型建物跡脇の穴から出た。この建物を邪馬台国の中核施設とみれば、女王卑弥呼(ひみこ)(248年ごろ没)に結びつくが。

この記事は有料記事です。

残り1432文字(全文1675文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集