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元ハンセン病違憲国賠訴訟 全国原告団協議会副会長・宇佐美治さん=4月10日死去・91歳

自ら収集した資料を説明する宇佐美治さん=岡山県瀬戸内市の長島愛生園で2009年(宮崎賢さん提供)

 国立療養所・長島愛生園(岡山県)に小豆島を望む丘がある。初めて訪ねた24年前、私を案内していた宇佐美さんが足を止め、ニヤリと笑った。「日本の国威が傾いとる」。見上げると「国威宣揚」と刻まれた国旗掲揚台のポールが頼りなげに傾いていた。時に真っ正面から、時に皮肉を込め、誤った強制隔離政策や国の権威に対する反骨の姿勢は最後までぶれなかった。

 愛知県の旧家の生まれ。成績優秀だったが発病後、小学6年で通学を禁じられた。家族は近所で孤立。親類の一人は自死し、自らも2度の未遂。22歳で入園すると、光田健輔・初代園長と衝突し、長年、自治会活動に打ち込んだ。

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