昨年7月の九州北部豪雨で大きな被害を受けた福岡県朝倉市にあり、国内最古の実働する水車で国指定史跡の「三連水車」が17日、今年も回り出した。死者40人(関連死1人含む)と行方不明者2人を出した豪雨から間もなく1年。復興のシンボルが、今年も田植えの時期を迎えた被災地の田んぼを潤し始めた。
水車は、筑後川から引いた用水を田に送るため、寛政元(1789)年に造られ、観光名所にもなっている。毎年6月から10月に稼働し、水路より高い場所にある農地に水を送ってきたが、豪雨で大量の土砂や流木が流れ込み、動きを止めてしまった。住民らの懸命な撤去作業で…
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