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大阪府北部を震源とした今回の地震は都市機能をまひさせた。JR大阪駅や阪急梅田駅周辺では夜まで、移動手段をなくした通勤客らでごった返し、不安そうにスマートフォンで家族らと連絡を取り合っていた。
18日午後6時半過ぎ、JR大阪駅3階にある改札前では、約130人が疲れた表情で運行再開を待っていた。
東大阪市の団体職員、桑田剛宏さん(42)は、東京都内で20日から始まるイベントのため、この日朝にJR新大阪駅から新幹線で東京に向かい、昼ごろ到着の予定だった。自宅を午前8時前に出て近鉄や大阪メトロを乗り継いで、午後1時半過ぎにようやくJR大阪駅に着いた。
しかし、新大阪駅までの交通手段がなく、大阪駅周辺にとどまり、メールやLINE(ライン)で取引先とやりとりしていた。「何とか、今夜中に東京に着きたい。安全のために万全を期すのは分かるが、再開があまりにも遅すぎるのではないか」と漏らした。
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