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大阪府北部を中心に震度6弱を観測した18日の地震で、同府高槻市の小4女児が学校のブロック塀の下敷きになって死亡したのを受け、県内の自治体も19日、ブロック塀の緊急調査に乗り出した。
大津市は19日の緊急防災対策会議で、市の公共施設を対象に、ブロック塀を中心とした緊急点検に乗り出すことを決めた。越直美市長は「早急に危険箇所の点検、特にブロック塀を点検したい。まずは学校や公共施設を点検し、市民にも呼び掛けたい」とあいさつ。ブロック塀の高さ▽壁を支える「控え壁」の有無▽傾きやひび割れの有無--などの項目を示したチェックシートを基に、全部署に緊急点検を指示する。
市によると、公共施設にあるブロック塀の数は、現時点では不明。住宅のブロック塀などについては市の広報などを通じ、市民にもチェックを呼び掛ける。余震の発生や降雨も予想されるため、倒壊の危険性が確認された場合、利用者らを近づけないようにする。
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